農業機械、建設機械などの環境関連設備を製造販売している「クボタ」社と、その子会社で信販事業を手掛ける「クボタクレジット」社で顧客情報の流出が確認されたと公表された。
情報流出はクボタ社が印刷・発送業務を委託していた「イセトー」におけるランサムウェア被害により発生している。
6月18日の問題発覚から調査を実施したところ、約6万名分の顧客情報が流出していることが確認されている。
【関連記事】
流出したデータには、2022年9月の利用明細・請求書印刷用データや、顧客の氏名、住所、利用明細、請求明細、商品名、金融機関名、名義、口座番号などが含まれていたという。
クボタは対応として、個人情報保護委員会などの関係当局へ報告を行い、被害対象となった顧客への通知を進めている。
加えて、クボタクレジットでは電話による相談窓口を開設し、顧客対応にあたっているとのこと。
なお、公表時点で個人情報が悪用されたとする報告はないと説明している。
【参考記事】
業務委託先への不正アクセスによる個人情報漏えいについて
https://www.kubota-credit.co.jp/