資料ダウンロード

志望校など生徒情報185名分をクラウドに誤アップ 情報流出【新潟市】

2025年4月23日、新潟市は佐渡市にある県立高等学校で、生徒の志望校などが含まれる個人情報がクラウド上に誤ってアップロードされ、情報が流出する事案が発生したと公表した。

事案が判明したのは4月23日午後10時頃。
教員が同日午後5時頃、生徒31名と教員5名のみが閲覧可能なクラウドに、行事の役割分担を記載した名簿データをアップロードした際、名簿の別シートに生徒の進路希望情報が含まれていたという。
このデータを閲覧した保護者が別の教員に連絡したことで、情報流出が発覚した。
翌24日に学校が調査を行った結果、関係する31名の生徒のうち10名が当該情報を閲覧していたことが確認された。
流出した情報は、3年生185名分の進路希望状況(志望校等)であった。

学校側は、事案発覚後すぐにクラウド上から該当データを削除し、関係生徒への聴き取り調査を実施。
その結果、外部への情報流出は確認されていないとしている。
新潟市は再発防止に向けて、学校全体での対策の徹底を指示するとともに、県内すべての高等学校等に対して個人情報管理の徹底を改めて指導する方針を示している。

【参考記事】
https://www.pref.niigata.lg.jp/