東京都府中市で、市民協働や地域課題への支援活動を行う市民活動センター「プラッツ」で、メール誤送信による情報流出があった。
公表によると、同センターが運用する市民活動ポータルサイト「プラnet」の登録団体に関する個人情報が影響対象と報告されている。
2025年3月25日、「プラnet」登録団体宛てに一斉送信されたメールに、送付先団体の担当者名やメールアドレスを含む一覧ファイルが誤って添付されていたことによって発生。
これにより、公開情報を除く350件分の個人情報が流出したという。
原因は、送付先の一覧ファイルからメールアドレスを読み込む際、本来添付しないはずのファイルを誤ってメールに添付してしまったためとされている。
同センターは対応として、発覚当日中に誤送信先の団体に対し、謝罪とデータ削除の依頼を行っている。
再発防止策として、送付先一覧を事前にメールシステム上に登録する仕組みに変更したほか、メール送信時には必ずテスト配信と職員によるダブルチェックを行うよう徹底。
また、個人情報を取り扱う業務の際には、窓口対応中ではなく専用の作業スペースを確保する運用に改めており、職員全員に対し個人情報保護に関する研修も実施している。
【参考記事】
https://www.fuchu-platz.jp/