公益財団法人「やまがた産業支援機構」の経営支援部で、メールの誤送信による個人情報の流出が発生した。
同機構が公表した内容によると、国や山形県の補助金情報を送信する際、本来「BCC(ブラインド・カーボン・コピー)」で送るべき受信者のメールアドレス99件を、「宛先(To)」に入力して送信したことで、全ての受信者に他の受信者のアドレスが見える状態となった。
誤送信が確認されたのは4月1日で、対象となったのは過去に同機構の担当者が訪問した事業所の担当者のメールアドレスだったとのこと。
事案発生後、同機構は該当する受信者に対し、メールアドレスが流出した事実を報告するとともに、誤送信されたメールの削除を依頼。
さらに、再発防止策として「一斉送信時のBCC設定確認を複数職員で徹底する」「個人情報の重要性に対する意識向上と管理の徹底を図る」「誤送信対策機能の導入を検討する」など挙げている。
同機構は「関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます」とコメント。
今後、個人情報の適正な管理に努めるとしている。
【参考記事】
https://www.ynet.or.jp/