静岡県に拠点を置く吉田フットサルクラブ「Green Field」は、同社が運営するウェブサイトが不正アクセスの被害を受け、利用者の個人情報が外部に流出した可能性があると発表した。
クラブの発表によると、不正アクセスが発生したのは2024年12月4日。
サーバーの運営を委託している会社からの報告により判明したもので、調査の結果、チーム登録者の代表者情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)、メンバーのメールアドレスが対象となるとのこと。
対象期間は2008年10月20日から2024年12月4日まで。
クラブは対応として、専門調査会社に依頼し調査を実施。
現時点では、実際にデータが閲覧・流出した明確な痕跡は確認されていないとしている。
不正アクセスを受けたサーバーについては、対策強化と安全性の確認を行い、現在は安全な状態にあるという。
二次被害については、現時点で不正利用などの報告は確認されていないが、該当するメールアドレス宛に第三者から不審なメールが届く可能性があるとし、利用者に対して注意喚起を行っている。
不審なメールに含まれるリンクを開かない、またパスワードなどの情報を入力しないよう呼びかけている。
同クラブは「お客様をはじめ関係各位の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。
再発防止に向け、サーバー運営委託会社と連携しながらセキュリティ強化に取り組む方針を示している。
【参考記事】
https://www.sunloft.co.jp/