東京都板橋区にあるキリスト教(プロテスタント)の教会「常盤台バプテスト教会」で、個人情報がインターネット上に公開されている事態が判明した。
同教会によると、2025年1月25日に教会の関係書類がインターネット上で公開されていることが発覚したとのことで、教会員や来会者の名簿データも公開されていたことも確認されている。
流出原因は、担当者が閲覧目的で教会のクラウドストレージから個人の端末にデータをダウンロードした後、誤って文書共有サイトにアップロードし公開設定にしてしまったことによるものだった。
公開されたデータに含まれる氏名や住所などの日本語部分は文字化けしていたものの、電話番号や生年月日などの数値情報は表示される状態だったとのこと。
教会は、発覚当日から翌日にかけてサイト運営会社と連携し、公開されていた関係書類と名簿データを削除。
また、原因となった個人端末からも該当データを削除済みという。
現時点で流出した個人情報の不正利用や、本事案に起因する二次被害は確認されていないとのこと。
同教会は再発防止策として、プライバシーポリシーおよび個人情報管理規程を新たに策定。
今後はセキュリティ体制の構築と強化、個人データに関する取り扱いルールの周知徹底を図るとしている。
【参考記事】
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