大手芸能事務所「アミューズ」は、所属アーティストであるサザンオールスターズ、福山雅治、星野源、深津絵里、吉高由里子らの名前を騙った「なりすましスカウト」への注意を呼び掛けている。
特に春休み中の学生・生徒に向けて、アミューズ社員や関係者を装う巧妙な手口を具体的に解説し、被害に遭わないよう注意を促しており、通報件数が増加からも事態は深刻とされている。
同事務所からの注意喚起には、実際に寄せられた通報を元に、「なりすましスカウト」が使う言葉や行動の例が以下のとおり挙げられている。
・身分を偽る
名刺や社員証を持たない理由として「今日は休日だから」「名刺を悪用されたことがある」「今回のスカウトは秘密のプロジェクト」などと説明。
・場所を偽る
最初はアミューズの東京オフィスを指定し信用させ、直前になって「仕事が延びた」などの理由でホテルなど別の場所に誘導。
アミューズは、これらの手口を同社がスカウト活動で用いることはないと明言。
また、同社スカウト担当者は、必ず写真付きの社員証を携帯し、提示するとしている。
また、「なりすましスカウト」は、金銭トラブルだけでなく犯罪被害に繋がる可能性も懸念されており、同社は少しでも不審に感じたら、公式サイトの問合せフォームから通報するよう呼びかけ。
その後、同社からの連絡があるまでは指定された場所へ行かないよう強く促している。
【参考記事】
https://x.com/AmuseLegal/status/1899408757437997395
