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他人のパスワード不正に窃取した中国籍夫婦を逮捕 約48万円分を電子決済

2025年2月12日、福井県警小浜署と県警サイバー犯罪対策課は、不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで横浜市在住の中国籍の夫婦を逮捕した。
逮捕されたのは、無職の周亜威(シュウ・エイ)容疑者(35)と、会社役員の張淼(チョウ・ミョウ)容疑者(32)で、いずれも容疑を否認している。

県警によると2人は共謀の上、2024年5月に福井県内の50代女性の電話番号とパスワードを不正に入手。
同女性の電子決済サービスのアカウントに不正アクセスした疑いが持たれている。
さらに同年7月17日には、このアカウントを使用して東京都練馬区のスポーツ用品店からテニスラケット19本(販売価格合計48万150円)を購入していたとされる。

被害者の女性が7月に「身に覚えのない利用履歴がある」と警察に相談したことをきっかけに判明。
警察がログイン履歴などを調査した結果、2人の関与が浮上した。
県警は、2人がどのようにして被害者の電話番号やパスワードを入手したのか、共犯者の有無などについては捜査が続いている。
警察は個人情報の適切な管理や、身に覚えのない取引履歴の確認を呼びかけている。

【参考記事】
https://news.ntv.co.jp/n/fbc/category/society/fb5542ccfa2e3148169f2914bd67fd8e96
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2244601