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保健医療情報センターで大量のスパムメール 不正アクセスか【東京】

東京都保健医療局が運営する「東京都保健医療情報センター(通称:ひまわり)」のメールサーバが不正に利用され、スパムメールが大量に送信される事案が発生した。

2025年1月16日、都職員がメールの送受信ができない状況を確認したことで問題が浮上。
運用管理受託者が調査したところ、メールサーバのテストアカウントとして作成していたメールアカウントが外部から不正に利用され、スパムメールが送信されていたという。
2025年1月15日16時21分から1月16日19時44分の間、メールサーバから479,716件送信されていた。
スパムメールには、英語で投資を促す内容が記載され、一部「Investment Partnership」という件名がつけられていたが、メール本文にリンクや添付ファイルは含まれていないとのこと。
現時点では、このスパムメールに関する被害や問い合わせは寄せられていないという。

不正アクセスは1月17日13時30分までに遮断され、問題のメールアカウントのパスワードの変更、メールの送受信機能が復旧された。
東京都は、運用管理受託者に対して情報セキュリティ対策の強化を指導。
保健医療局内でパスワード管理の重要性を再度周知徹底するとのことで、情報セキュリティ体制の強化を進めて再発防止に取り組むという。

【参考記事】
東京都保健医療情報センターのメールサーバの外部からの不正利用について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/index.html