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山形県の職員、人事情報に不正アクセスし懲戒処分 93日の間繰り返す

2025年1月15日、山形県大石田町において、主事職級職員が過去の業務で知り得た管理者権限のアカウント情報を不正に使用し、サーバー内の共有フォルダへ不正アクセス。
93日にわたり業務に関係のないファイルを閲覧し、人事情報や職員データを興味本位で閲覧していたという。
さらに国民健康保険税特別徴収税額通知書175通において、町長名を誤って記載した通知書を送付。
修正すべきところを上司に報告や相談せず、自身の判断で謝罪文を同封し発送するという不適正な対応を行っていたことも明らかになっている。

大石田町は当該職員に対し停職2か月の懲戒処分を決定。
不正アクセス事案は個人情報保護や業務上の規律違反として重大視され、不適正な事務処理についても、独断での判断が組織的信頼を損なうものと判断されている。
大石田町は今後の対策として、庁舎内のセキュリティ対策を強化と、全職員を対象に服務規律の遵守とコンプライアンス意識の徹底を図る方針を示している。

【参考記事】
https://www.town.oishida.yamagata.jp/chousei/jyouhou/index.html