引退競走馬の支援活動や、馬を活用した福祉事業を展開する「TCC Japan」社で第三者による不正アクセス被害が確認された。
不正アクセスが確認されたのは2024年12月4日で、第三者により不正なファイルがサーバーにアップロードされていたという。
サーバーには、名前、住所、電話番号、メールアドレスを含む個人情報が記録されており、一部には銀行口座番号が含まれていたとされている。
京都府警察と専門機関による調査が行われたものの、現時点で個人情報流出の有無は特定するには至っていないとのこと。
同社は対応として、新しいサーバーへの移行を行い、現在サービスの復旧は完了。
同時に利用者に対して不審なメールや電話、郵便物などに十分注意するよう呼びかけており、不審な連絡や行為を確認した場合は専用のサポート窓口への報告を求めている。
また、今後の対策として、サーバーおよびシステムのセキュリティ強化と監査の実施、顧客情報取り扱いに関する社内教育の徹底と体制見直しなど進めているという。
【参考記事】
https://tcc-japan.com/