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中学校生徒24名分のテスト結果印刷された裏紙配布して情報流出【茨城県】

11月21日、茨城県石岡市立の中学校で、1年生生徒24名分のテスト結果が記載された個人票が誤って配布される事案が発生した。

市教育委員会によると、授業で配布された後期中間テストの模範解答に使用された紙の裏面に1年生の個人情報が含まれていたという。
配布後、教員がすぐに問題に気付いて全ての用紙を回収したため、外部への流出はなかったとされている。
原因は、印刷ミスした個人情報を含む用紙が適切に処分されず、再利用時に裏面の確認も怠られていたこととされている。

学校は対応として情報が流出した生徒の家庭に、校長と担任らが訪問し説明と謝罪を実施。また、模範解答を受け取った3年生の生徒とその保護者に対しても、同様に事案の説明と謝罪が行われた。
教育委員会は、市内全ての小中学校で教職員に対する個人情報保護の指導を徹底するほか、危機管理マニュアルの見直しや、印刷ミス用紙のシュレッダー処理を徹底するとしている。

【参考記事】
https://www.city.ishioka.lg.jp/