2024年11月28日、広島銀行は不正送金被害が拡大しているとして、偽のショートメッセージ(SMS)やメールを用いた詐欺への注意喚起を実施。
すでに被害額は約4,000万円に上ると報告されていると報告されている。
確認されている詐欺メッセージは、「重要な口座確認」や「取引制限解除」の名目で送られ、記載されたリンクをクリックすると、広島銀行の公式サイトを模した偽サイトに誘導されるという。
当該サイトでは、インターネットバンキングの契約者番号やログインパスワードなどの個人情報を入力させられる仕組みとなっている。
広島銀行は、インターネットバンキングの入力画面をSMSやメールで案内することはないと強調した上で、対策方法として以下のとおり呼びかけている。
・偽SMSや偽メールは同銀行が発信したものではないことを確認する
・不審なリンクを決してクリックしない
・深夜に届くメッセージには特に注意する
・広島銀行の正規ドメイン(hirogin.co.jp)を模倣したサイトも存在するため、注意を怠らない
また、同銀行では不審なメッセージを受け取った際の専用の相談窓口を設けており、対応を進めている状況とのこと。
【参考記事】
https://www.hirogin.co.jp/