医療受給者証など個人情報、別機関に誤送付し情報流出 業務委託先チェック不足

大阪市健康局において、個人情報が記載された書類の誤送付により情報流出が発生した。

公表によると、誤送付は医療受給者証の発送業務を委託している事業者において発生。
受給者証に同封する「精神通院医療受給者証等交付者リスト」を誤って別の医療機関に送付していたという。
同リストには15名分の個人情報が記載されており、氏名、住所、受給者番号などが該当している。
原因は、委託事業者が受給者証と交付者リストを封入する際に、ダブルチェックを怠ったこととされている。
大阪市健康局は、影響対象者に個別での状況説明と謝罪を実施。
誤送付先の医療機関から交付者リストを回収し、正しい送付先に渡した。
再発防止に向け、委託事業者に対して個人情報の適正な取扱いとダブルチェックの徹底について改めて指導を行うとしている。

【参考記事】
報道発表資料 大阪市健康局における精神通院医療受給者証等交付者リストの誤送付による個人情報の漏えいについて
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/0-Curr.html