生徒267名分の情報記載された書類を置き忘れ 複数名に閲覧される事態に【札幌市立中学校】

札幌市立中学校で学生情報が記載された資料の不適切な取り扱いが発覚した。

2024年4月10日、A教諭は個人情報が記載された学級編成に関する資料が綴じられたファイルを体育館内のステージ上に置き忘れた。
その後4月18日に、保護者からの連絡で生徒が当該資料を体育館ステージ上で見たことが判明し、学校が回収した。
資料に記載されていた個人情報として、1学年生徒267名の氏名、性別、学習の状況、友人関係、家族状況、学校生活における配慮事項などが含まれていたという。

学校は資料を閲覧した可能性のある全生徒に対し聞き取り調査を行っており、資料内容の学校外への流出やSNS等での拡散は確認されていないとされている。
5月23日には保護者説明会が開催され、学校長が経緯説明と謝罪を行っている。
札幌市教育委員会は各学校に対して、情報セキュリティ実施手順に基づく管理を徹底させるとともに、研修や自己点検の機会を通じ、情報セキュリティのルールの遵守を徹底するとしている。

【参考記事】
札幌市立中学校における個人情報の不適切な取り扱いについて
https://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/