高圧ガス事業者でランサムウェア被害 メールやHPが停止状態

2024年5月10日、高圧ガス関連事業を中心に展開している「巴商会」において、同社が運用しているサーバーで不具合が発生。
サイバー攻撃によるものだったとされている。

公表によると、サーバーの不具合はランサムウェア攻撃によるものと確認されたことで、同社全システムとネットワークが停止された。
これにより、社内システムを利用したサービス、メールの送受信、同社ホームページへのアクセスが一時的に不可能となっている。
5月15日にメール受信とホームページへのアクセスは復旧したものの、基幹システムを含むその他の社内システムについては引き続き稼働が停止されている状況という。
なお、公表時点で外部への情報流出や感染拡大の兆候は確認されていないとされており、警察への通報および個人情報保護委員会への報告、外部専門家による調査と復旧対応が進められている。

【参考記事】
システム障害に関するお知らせとお詫び
http://www.tomoeshokai.co.jp/