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名古屋市小学校で生徒の個人情報含む指導要録を紛失 発見に至らず

名古屋市教育委員会は、市立常磐小学校で個人情報が含まれる書類を紛失したことを公表した。

同学校において転出した児童1名分の書類を転校先に送付する際に、当該児童の転入時に前籍校から受け取った「指導要録様式1」と「指導要録様式2」が見当たらないことが判明。
校内の捜索が行われたが発見に至らなかったという。
また、捜索の過程で新たに他の転入児童2名分の「指導要録様式1」と「指導要録様式2」も紛失していることが明らかになっている。
なお、紛失した「指導要録」には以下それぞれの個人情報が含まれていたという。

様式1: 学籍に関する記録(児童氏名、保護者氏名、住所、転入転学記録、在学中の学年学級など)
様式2: 指導に関する記録(児童氏名、各教科の学習の記録、行動の記録、出欠の記録など)

同学校は保護者への対応として、3名の保護者に対して状況説明と謝罪を実施。
名古屋市教育委員会は再発防止策として、学校における個人情報の管理方法について再度周知徹底と、個人情報を含む書類の受け取り後の管理方法をルール化し、複数人でのチェックを徹底するなど行うという。

【参考記事】
市立小学校における個人情報が含まれる書類の紛失について
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/345-18-2-0-0-0-0-0-0-0.html