心身障害支援に関する書類を紛失 同居家族含め168名影響【さいたま市】

さいたま市岩槻区支援課において、「重度心身障害者自動車燃料費助成金請求書類」の一部が紛失したことが明らかになっている。

さいたま市によると、3月分の当該書類240件のうち99件が受付処理後に保管中に紛失したとのことで、いずれの請求書類も鍵付きの書庫に保管されていたが行方が分からなくなったと説明している。
支援課職員が請求書類を確認した際に紛失が判明しており数日にわたり捜索されるも、発見には至らなかったとされている。
なお当該書類には、申請者や対象者の氏名・住所、運転免許証のコピーなどが含まれており、同居家族を含めると168名以上が影響を受けた。
原因については、誤廃棄の可能性が高いとされている。

対象者には電話または自宅訪問により謝罪と説明を行われており、今後は再発防止策として、保管場所の施錠や適正な保管を徹底する方針を示している。

【参考記事】
(令和6年4月17日発表)岩槻区支援課による重度心身障害者自動車燃料費助成金請求書類の紛失について
https://www.city.saitama.lg.jp/006/014/008/003/index.html