18名の学生個人情報流出 メール宛先設定ミス【東京都住宅供給公社】

東京都住宅供給公社において、メールの誤送信による情報流出が発生した。

東京都によると、2024年4月15日に公社が学生に対し学籍確認のためのメールを送信したところ、宛先設定をBCC欄ではなくCC欄に学生のメールアドレスを誤って入力して送信したという。
これにより、受信者間で互いにメール内容が閲覧可能な状態となっている。
なお、当該メール誤送信により、都営住宅に入居中の18名の学生の情報が流出しており、メールアドレス、氏名、大学名、団地名などが含まれていた。
原因は公社職員の確認不足とされており、本来は複数の職員がBCC欄に入力されていることを確認して送信すべきところ、複数の職員による確認が行われていなかったとのこと。

公社は、メール誤送信先の学生にメール削除依頼と謝罪を行った。
今後の再発防止策として、外部宛先にメールを送信する際は必ずBCC欄を使用し、複数の職員で確認を行うことを徹底する方針を示している。

【参考記事】
個人情報の漏えいについて
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/index.html