地域支援団体、イベント申込者の情報webに公開 誤って共有設定に【会津若松市】

福島県会津若松市の地域支援団体「大戸まちづくり協議会」が主催するイベントにおいて、個人情報の誤公開が発生した。

誤公開は、同協会が開催する健康をテーマとしたイベント「まるごと健康ウィーク!!inおおとvol.2」において発生。
職員がオンラインの申込フォームの設定を誤り、イベント申込者8名の個人情報が一定期間公開されるというものだった。
公表によると原因は、イベント周知用のチラシに記載したQRコードを誤って管理者用URLから作成し、さらにその後誤ってアクセス制限を共有設定に変更してしまったことと説明されている。
これにより、8名の個人情報が閲覧可能な状態となっており、氏名や住所、電話番号、メールアドレスが流出したとみられている。

市は直ちに申込フォームを閉鎖し情報拡散を防ぐ処置を実施。
影響を受けた関係者には事前に連絡を行い、イベント当日に詳細な説明と謝罪が行われている。
今後、オンライン申込フォームの安全性向上や職員の情報セキュリティ研修の実施、チェック体制の充実など、再発防止策を強化していく方針を示している。

【参考記事】
イベント申込者個人情報の不適切な取扱いについて
https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/soshiki/chikizukurika/