障害手帳種別など含む情報流出 データ管理不備か【横須賀市】

神奈川県横須賀市が実施する障害サービス事業者向けの補助申請で、個人情報流出事故が発生。
補助対象者の情報を含む「事業申請書一式」が15事業者に誤ってメール送信されたという。

公表によると、誤送信は事業およびサービスの変更申請に関するメールで発生。
15事業者に送付された様式には、氏名、事業所名とサービス種別、受給者番号、障害支援区分、障害手帳種別などの個人情報が記載されていた。
メールを受信した事業者からの報告により、発覚している。
事故の原因は、メールの送信時に提出書類の様式と実際の個人情報を含む申請書のデータ管理が明確に分けられていなかったこととされている。

流出事故を認識した当日、横須賀市の障害福祉課はメールを受信した15事業者に謝罪とともに誤って送付したメールの削除を依頼。
個人情報が含まれていない様式を改めてメールで個別に送信したとのこと。
また、個人情報流出の対象者には個別での謝罪と状況説明を行った。
今後は提出書類と様式のデータ管理を分離し、送信前に複数の職員で確認するなどの対策を講じることで再発防止を図るとしている。

【参考記事】
個人情報の漏えい事故の発生について
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/shisei/koho/news_release/index.html