情報銀行サービス「Dprime」終了 情報管理不安で活用進まず【三菱UFJ信託】

三菱UFJ信託銀行が提供している情報銀行サービス「Dprime」が、2024年5月20日に終了する。
Dprimeは、個人が年齢や趣味嗜好などのデータを登録し、企業などに提供することでポイントや特典を得るというサービス内容で、サービス開始からおよそ4年弱での終了となる。
終了の理由は、個人ユーザーの情報管理不安で積極的な活用が進まないことや、既存のリサーチ業界との差別化が難しいといったことで長期にわたる事業継続が困難だからとされている。
ユーザーは2月19日から新規会員登録が停止され、2月29日にはアプリ内でのポイント獲得が終了。
Dprimeアプリの利用は5月20日で終了となる。

三菱UFJ信託銀行は、サービス終了に伴い、全会員を対象に法令で必要な情報を除くデータの削除を行うとのことで、ポイントの利用や退会などの詳細を公式web上で説明している。

情報銀行サービス「Dprime」の終了について
https://www.dprime-mutb.jp/