三重県津市の地域連携・交通部で保存期間が満了する個人情報を含む公文書4冊が紛失したことが判明。
いずれも原因は、誤廃棄したものとされている。
紛失した公文書は、南勢志摩地域活性化局の「組織・人事」ファイルと「公用車広告事業」ファイル、地域づくり推進課の「宮川流域圏づくり推進事業」ファイル、市町行財政課の「住民基本台帳ネットワークシステム(自己点検及びシステム監査)」ファイルの計4冊とされている。
原因は、南勢志摩地域活性化局の「組織・人事」ファイルにおいては、廃棄年度が記載されていなかったことが誤って廃棄されたとされており、同局の「公用車広告事業」ファイルにおいては、保存期間延長時に延長後の保存期間及び廃棄年度が記載されていなかったことが原因だったという。
地域づくり推進課の「宮川流域圏づくり推進事業」ファイルと市町行財政課の「住民基本台帳ネットワークシステム(自己点検及びシステム監査)」ファイルにおいても、同様に保存期間延長時に延長後の保存期間及び廃棄年度が記載されていなかったことが誤廃棄の原因とされています。
なお、紛失した書類には、インターンシップ参加者に関する情報である氏名、大学名、性別などに加え、公用車広告掲載申込者2社から提出された役員の個人情報が記載された誓約書が含まれていたとのことで、具体的に影響を受けた人数などは不明。
なお、公表時点でいずれの情報流出も確認されていないと説明されている。
三重県津市は、県民と関係者に状況説明と謝罪を実施。
今後の再発防止策として、文書の適正な管理とメールの見落とし防止対策が徹底されるという。
【参考記事】
地域連携・交通部における公文書の紛失について
https://www.pref.mie.lg.jp/s_kensei/oshirase/index.htm