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茨城県の子ども向け施設で情報流出 利用者1,780件分のメールアドレス影響

茨城県鹿嶋市が運営する子ども向けの施設「セイビ堂ドリームパーク」で、メールの誤送信による利用者の情報流出が発生した。

12月5日、市のこども相談課が同施設利用者へアンケートを送信。
しかし、メールアドレスを本来入力すべき「BCC」欄ではなく、誤って「宛先」欄に入力した状態で送信しており、結果、受信者間でメール内容が閲覧可能となる状態になっている。
影響対象は、利用者1,780件分のメールアドレスで、原因は職員の操作ミスとダブルチェック体制の欠如とのこと。

鹿嶋市は対応として、利用者への謝罪と誤送信されたメールの削除を依頼。
今後の対策に、メールの同時送信上限値の見直しや誤送信防止機能の導入、外部宛のメール送信時にはBCC欄の使用を徹底、送信時は複数職員によるダブルチェックを義務づけるなど挙げており、継続的な研修を実施するとのこと。

【参考記事】
こども相談課におけるメール誤送信による個人情報等の漏えいについて
https://city.kashima.ibaraki.jp/