新潟市において、児童の個人情報が含まれる書類データの誤送信による情報流出が発生した。
市秋葉区役所健康福祉課によると、誤送信された書類は「不審者等の事案に係る情報」で、児童3名の学校名と氏名が記載されていたという。
2024年6月19日に、担当職員が情報を共有のため個人情報をマスキングせずに秋葉区内の全保育園(市立4園・私立21園)にメールで送信。
その後、メールを受信した一部の園からの指摘で個人情報のマスキングがされていない状況が把握された。
市は全園に誤送信されたメールの破棄を依頼。
公表時点で個人情報の流出に関する事態は確認されていないとのことで、誤送信された書類に記載されていた対象者には、個別での謝罪と事情説明がおこなわれている。
今後の対策として、情報提供を受けた書類を修正する職員とメール送信する職員を別々にし、ダブルチェックを徹底。
個人情報の適切な取り扱いについて、職員に周知・指導を進めるとしている。
【参考記事】
個人情報を含む書類の誤送信事案の発生について
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/