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指定管理者、無関係のレストラン集客のため個人情報を不正利用【ぐんまフラワーパーク】

「群馬県立ぐんまフラワーパーク」の元指定管理者である、株式会社「ぐんまフラワー管理」が、指定管理期間中に取得した個人情報を不正に使用していたことが判明したとの公表があった。

不正使用は、ぐんまフラワー管理社が指定管理者を務めていた2006年4月1日から2023年3月31日までの期間に取得した個人情報を、同社が経営する無関係のレストラン集客のため営業案内ハガキを送付していたというもの。
ぐんまフラワーパークの年間パスポート購入者から「営業案内ハガキが届いた」との連絡があり、不正使用が発覚している。
ハガキは、2024年2月上旬に園内ボランティア111名と、2024年5月29日に年間パスポート購入者273名の計2回送付されていたことが確認されており、住所、氏名、性別、生年月日、電話番号が含まれていた。
なお、個人情報が外部に流出した事実は確認されていない。

県はぐんまフラワー管理社に出向き、年間パスポート購入者名簿9,623名分とボランティア名簿111名分の個人情報を回収。
また、同社に対して再発防止を指導し、個人情報の完全な引き渡しと不正使用を行わない旨の誓約書提出を求めた。
県は営業案内ハガキを受け取った全対象者に、謝罪と事実関係の説明を行っている。

【参考記事】
個人情報の不正使用について(野菜花き課)
https://www.pref.gunma.jp/site/houdou/