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【杏林大学】120名以上の情報流出懸念 職員、業務中に詐欺サイトクリックで不正アクセス被害

2024年5月上旬、杏林大学の職員が業務中に誤って詐欺サイトをクリックしたことにより、同職員のパソコンが外部から不正アクセスを受けた。
当該不正アクセスにより、パソコン内の個人情報が流出した可能性が懸念されている。
同パソコンに記録されていたデータには、患者ID・生年月日・診断名・検査結果など患者情報 76名分、臨床研究に関する情報 3件、学生の成績情報 120名分が含まれていた。

6月12日時点で関連行政機関への報告をすでに済ませており、外部調査機関による被害状況や影響範囲の調査も行うとされている。
影響対象者には個別で連絡する準備を進めているとのこと。
再発防止策として、情報セキュリティ教育の強化や、全職員への個人情報の取り扱いや不正アクセスに対する予防・対応の周知徹底を進めると表明している。

【参考記事】
不正アクセスによる情報漏えいのおそれがある事案の発生について
https://www.kyorin-u.ac.jp/univ/news/