北星信用金庫は剣淵支店において顧客情報を誤って廃棄していたことを明らかにした。
北星信用金庫からの公表によると、誤廃棄が判明したのは定期的な内部監査の過程で行われたデータ管理の確認作業中という。
監査担当者が、記録媒体の管理台帳と実際のデータ保管状況を照合する中で、該当のCD-Rが廃棄されていたことが発覚。
通常の廃棄手続きとは異なる方法で行われたことが判明し、即座に内部調査が開始された。
誤廃棄されたCD-Rには剣淵支店のATM取引情報である顧客名、口座番号、取引金額、防犯カメラ画像など20,675件が含まれていたとされている。
なお調査の結果から誤廃棄された情報は外部に流出しておらず、不正利用などの二次被害が発生する可能性はないとのことで、取引データはオンラインシステムで別途管理されていたことから顧客の取引に影響はないと説明されている。
北星信用金庫は顧客に対し、口座番号や暗証番号等を尋ねることは一切ないとして、不審な連絡などがあった場合は最寄りの店舗または経営管理部まで連絡するよう呼びかけた。
また再発防止に向け、全役職員に対して顧客情報の厳格な取り扱いを再度周知し、管理体制を見直すとしている。
【参考記事】
お客さま情報の誤廃棄について
https://www.hokusei-shinkin.co.jp/