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富田林病院、サポート詐欺被害でパソコン20分間遠隔操作「患者情報流出はなし」

大阪府の「済生会富田林病院」で、サポート詐欺被害によりパソコンが遠隔操作される事態が発生したという。

公表によると、2024年2月29日に病院職員のパソコンがサポート詐欺に遭遇。
遠隔で操作されるアプリケーションがダウンロードされたことで、第三者におよそ20分間遠隔操作されたという。
被害に至った経緯は明かされていない。
病院は、専門家によるパソコンとデータの検証および調査を行ったところ、患者の個人情報流出などは確認されなかったと説明している。
ただし、被害のあった端末には特定診療科患者の診療内容が保存されていることが判明している。

病院は対応として、国や大阪府警察本部サイバーセキュリティ指導対策課など関係機関に報告と対応を行っているとのこと。
また、影響を受けたとみられる患者や関係者には謝罪し、再発防止のために職員教育を徹底するとしている。

【参考記事】
個人情報漏洩の疑い事案について
https://tondabayashi.saiseikai.or.jp/