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【日東製網】でランサムウェア感染 サーバー暗号化で業務遅延

金網製品や金属フィルターの製造・販売事業を展開している「日東製網」社は、ランサムウェア感染被害が判明。
これにより、2024年4月期第3四半期決算発表の延期と提出期限延長が告知された。

被害は2024年1月16日に発生。
外部から不正アクセスを受け、サーバーに保存しているファイルが暗号化されたという。
調査過程で大規模なデータ移動や不審な通信先は確認されておらず、情報流出もなかったとされている。

同社は対応としてシステム会社と協力し調査を行い、サーバー使用不可として全社対策本部を設置し警察へ報告。
サーバー使用不能から約1ヶ月後に業務は正常化しており、業務遅延を取り戻す対応が続いているとのこと。
また、当該攻撃で2024年4月期第3四半期決算関連手続きが完了せず、決算発表を延期し提出期限延長申請を検討する事態に陥っている。
現時点で詳細な決算発表日や提出期限延長の決定はないものの、進展があれば速やかに公表する方針としている。

【参考記事】
ランサムウェア感染被害への対応状況並びに 2024 年4月期第3四半期決算発表の延期及び当該四半期報告書の提出期限延長申請の検討に関するお知らせ
https://www.nittoseimo.co.jp/