岐阜県立不破高等学校において、生徒96名分の個人情報が記載された教務手帳が紛失したとの事案が発生した。
紛失した教務手帳には生徒の氏名、出欠状況、定期考査の結果、課題の提出状況とその評価点などが記載されていたという。
事案の経緯によれば、2024年2月1日時点では保有者である教員が教務手帳の存在を確認していたが、2月5日に同教員が生徒の提出課題を確認しようとした際に手帳がないことに気付いている。
その後管理職への報告と、校舎内を含む捜索が行われたものの、発見に至っていないとみられる。
同学校は、被害生徒と保護者への謝罪と状況説明を実施。
岐阜県教育委員会は、全県立学校に対して個人情報の適正な取り扱いについて通知し、重要な個人情報の所在を把握し注意するよう周知徹底される予定という。
【参考記事】
生徒の個人情報が記載された文書の紛失について
https://www.pref.gifu.lg.jp/
