群馬県の土木事務所、637件分の個人情報含む資料が散乱 シュレッダー処理怠ったか

群馬県の土木事務所において、個人情報が含まれた資料が道路上に散乱する事案が発生した。

群馬県からの公表では、近隣住民から「藤岡土木事務所の冊子が道路上に散乱している」との通報が入り問題が発覚。
藤岡土木事務所職員が現地に向かったところ、回収した資料から個人情報が含まれていたことが確認されている。
資料内には、名簿や道路パトロール計画、メールを印刷したものが含まれており、計637件分の個人情報が記載されていたという。
調べでは、当該資料をシュレッダー処理せずに資源ゴミとして廃棄していたとのことで、その後回収業者による搬送中に道路上に散乱したとされている。

群馬県は対応として、影響を受けた関係者に担当者が訪問、電話、メールなどで状況説明と謝罪を実施。
藤岡土木事務所には、個人情報を含む資料の適正管理の徹底を周知している。
また、資源ゴミ回収業者から提出された改善報告書により、積載方法の改善など再発防止策が確認されている。

【参考記事】
個人情報を含む資料の散乱について(監理課)
https://www.pref.gunma.jp/site/houdou/