大阪市立の小学校において、学力テストの結果を誤配布し情報流出する事態が発生したという。
誤配布されたのは、大阪府の学力テスト「小学生すくすくウォッチ」の結果である個人票で、8月30日に保護者から「別の児童の個人情報が記載されている」との問い合わせが入り問題が判明している。
調査の結果、同小学校担任が各生徒の個人番号を確認せず解答用紙を配布していたことが原因だったとされている。
当該誤配布により、個人票に記載されていた情報として学年、組、出席番号、アンケートやテストの結果などがふくまれており、計35名の生徒が影響を受けたとのこと。
対応として、教頭と当該担任が各生徒宅へ家庭訪問して、状況説明と誤配付した個人票を回収して回り、新たに正規の個人票を配布するとしている。
今後は校内規定の見直しや複数名でのチェック体制をとるなど行い、再発防止を図るとのこと。
【参考URL】
報道発表資料 大阪市立小学校における個人情報を含む文書の誤配付について
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/0-Curr.html