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PC、入れ替え時に紛失か 顧客や関係者情報含まれていた【日特建設】

2025年11月、建設事業「日特建設」社で使用されていた業務用パソコンが紛失する事態が判明。
パソコン内には顧客や関係者情報が保存されていたとされている。

同社によると、紛失は新しいパソコンへの入れ替え作業中に発生したもので、具体的な発生日時は特定できていない。
問題のパソコンにはID・パスワードの設定に加えてデータの暗号化が施されており、第三者による不正利用のリスクは低いと判断されている。
現時点で情報が不正に利用された事実も確認されていないという。

同社は影響対象者への個別の連絡が難しいことから、公式サイト上での公表という形を取っており、「不審なメールを受け取った場合は、添付ファイルを開かず、本文中のリンクもクリックせずに削除してほしい」と呼びかけている。
これは、情報流出後に発生しやすいフィッシング詐欺(偽の送信元を装って情報を盗む手口)などへの注意喚起が目的。
再発防止策としては、全社員への個人情報保護および情報セキュリティ教育を実施。
また、紛失防止を含めた社内管理体制の強化や仕組み改善にも取り組んでいるという。
同社は「今回の事態を重く受け止め、再発防止に全力を尽くす」と謝罪しており、今後も情報管理体制の見直しを継続していく方針とのこと。

【参考記事】
https://www.nittoc.co.jp/