電気自動車(EV)向けの充電ネットワークを運営する「e-Mobility Power(イー・モビリティ・パワー)」社で、利用するメールサービスが第三者による不正アクセス被害が確認された。
不正アクセスが確認されたのは2025年10月18日で、国内外に向けて大量のスパムメール(迷惑メール)が送信されている。
同社によると、問題の発生を受けて該当のメールサービスを停止し、現在は迷惑メールの送信が止まっているという。
社内での調査の結果、顧客の個人情報や会員データなどの流出は確認されていないとしている。
また、送信元として「noreply@e-mobipower.co.jp」という同社アドレスを装った不審メールが届く可能性があるため、心当たりのないメールの添付ファイルを開かないこと、本文中のURLをクリックしないこと、そしてメールをすぐ削除することを呼びかけている。
e-Mobility Powerは「ご利用者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、今後はセキュリティ管理体制の強化と再発防止策の徹底を進める方針を示した。
【参考記事】
https://www.e-mobipower.co.jp/