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臨床試験参加者19名の情報流出 名前とメールアドレスにズレ【アイメクアード】

2025年9月、臨床試験の支援を行う「IMEQRD(アイメクアード)」社が支援する「臨床試験A」において、参加者へのメール誤送信が発生した。

同社によると、9月9日に試験参加者へ一斉メールを送信した際、メールアドレスと氏名をまとめたデータの並び順にミスがあったことに気づかずメール送信したというもの。
これにより、他の試験参加者の氏名が閲覧できる状態で配信された。
影響を受けたのは試験参加者19名とのこと。
なお、公表時点で情報の不正利用など二次被害は確認されていないという。

同社は翌10日に誤りを確認し、全参加者へ謝罪と誤送信メールの削除依頼を行った。
今後の対策として、一斉配信手順をマニュアル化し、社内に周知したうえで配信担当者への教育を実施したという。
また、今後はデータ作成者と送信担当者の二重確認体制を導入し、個人名を不要にメール本文へ記載しない方針を定めたという。
IMEQRDは「個人情報を扱う企業として深く反省しており、再発防止策の徹底を通じて信頼回復に努める」とコメントしている。

【参考記事】
https://imeqrd.co.jp/