「ヤマト運輸」社で、情報の不正持ち出し事案が発生した。
これは同社「姫路主管支店」に勤務していた元従業員が、兵庫県姫路市・加古川市・高砂市・宍粟市を含む取引先企業に関する情報を不正に持ち出し、第三者に流出させたというもの。
流出した情報には、顧客コード、会社名、住所、発送個数、請求金額などの業務情報が含まれており、合計26,790件、11,356社分に及ぶと報告されている。
また、請求書に記載されていた個人名は750件で、ヤマト運輸の姫路主管支店の従業員や元従業員の氏名も324件含まれていたという。
ヤマト運輸は、流出した情報の削除を行うよう流出先2社に要請し、関係機関への報告や相談を行っている。
さらに、元従業員と情報を受け取った企業に対して刑事告訴を検討している。
ヤマト運輸は今後、再発防止策として従業員教育の強化や情報管理体制の見直しを進める方針を示している。
【参考記事】
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/