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101世帯分の個人情報を車の屋根に載せたまま走行 国勢調査員が紛失【鳥取県】

鳥取県境港市で、2025年実施の国勢調査に関連する書類が一時紛失。
その後、市内の道路脇で発見されたことがわかった。

境港市によると、紛失したのは、世帯番号を示す地図や「調査世帯一覧」と呼ばれる書類で、調査世帯一覧には、世帯番号ごとに世帯主の名前や住所、世帯員の人数などが記載されており、最大で101世帯分の個人情報が含まれていた。

書類の紛失に気付いたのは10月17日で、境港市の調査員が自宅に帰宅した際に判明。
その後、境港市に連絡するとともに、警察に遺失物届を提出している。
10月19日、市民から市内の道路脇で書類を見つけたとの連絡があり、残りの書類も含めて全て回収されたという。

境港市は、調査員が書類を車の屋根に載せたまま走行中に落とした可能性もあると説明。
しかし、書類が発見された道路は、調査員が実際に通った場所ではなかったとしています。
市は、対象となった調査区内の各世帯を訪問して謝罪するとともに、再発防止のため、全ての調査員に対して書類の厳重な管理を徹底するよう指導するとしている。

【参考記事】
https://www.pref.tottori.lg.jp/