不正アクセスで岡山県のwebサイトが相次ぎ停止 改ざんなど被害 Home セキュリティ情報一覧 不正アクセスで岡山県のwebサイトが相次ぎ停止 改ざんなど被害 不正アクセスで岡山県のwebサイトが相次ぎ停止 改ざんなど被害 2025年10月17日 サイバーセキュリティ 岡山県は2025年10月14日、県が運営する複数のホームページが外部から不正アクセスを受けたとして、計8つのサイトの公開を一時停止したと発表した。 不正アクセスが確認されたのは、県の観光や地域振興を目的とした「晴れの国おかやまPRサイト」や、公共交通利用を呼びかける「公共交通利用促進キャンペーン」など。これらのサイトはいずれも、民間事業者が提供するレンタルサーバー上で運用されていた。県公聴広報課によると、10月11日午前、「晴れ恋♥晴れ婚プロジェクト」(県の少子化対策関連サイト)が閲覧できない状態になっているのを職員が確認。その後、委託先の事業者が調査を行ったところ、不正アクセスと改ざんの痕跡が見つかった。復旧作業を進めたものの、同じサーバー内の別のサイトでも改ざんが確認されたため、13日、同サーバーで運用する全8サイトの公開を停止した。 岡山県デジタル推進課は「不正アクセスを受けたのは特定のサーバーに限られており、他の県関連サイトへの影響はない」と説明。現時点で流出などの被害は確認されていないものの、改ざんの詳細や侵入経路などは調査中だという。県公聴広報課は「県民や利用者の皆さまにご不便をおかけし申し訳ない。安全性を確認した上で、できるだけ早く再開したい」とコメントしている。なお、「公共交通利用促進キャンペーン」などで実施予定だったデジタルスタンプラリーなどのイベントは、ウェブサイト停止の影響を受けず、予定通り実施される見通しとのこと。 【参考記事】https://news.ntv.co.jp/n/rnc/category/society/rn6ea8b8d85eb94718be2dc47ea34b5056https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/2227269https://www.sanyonews.jp/article/1809522