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銀行の届け出書類が紛失 段ボール1箱分の顧客個人情報やクレジットカード情報対象【群馬銀行】

2025年10月3日、群馬県前橋市の地方銀行「群馬銀行」館林南支店で、顧客情報を含む書類が誤って廃棄され、所在が分からなくなっている事態が判明した。

同行によると、紛失が判明したのは2013年4月から2015年4月の期間で、全店で書類の保管状況を確認していた際に、館林南支店で保管していた段ボール1箱が見つからないことが発覚。
調査の結果、この箱を「保存期間を過ぎたもの」と誤認して廃棄した可能性が高いという。
これにより、館林南支店で受け付けた「届出事項変更届」や「カード諸届」などの書類、3,741名分の顧客情報が影響対象となっている。
書類には、氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、口座番号などの個人情報に加え、印影(銀行印の写し)や預金残高、クレジットカード番号(下3桁を除く)などの金融取引に関わる情報も含まれていたという。
なお、公表時点で外部に情報が流出した形跡や、顧客や第三者からの不審な問い合わせや悪用の報告もないとされている。

群馬銀行は「金融機関としてお客さま情報の厳正な管理が求められている中で、このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後は職員教育の徹底など、再発防止策の強化を進めるとしている。

https://www.gunmabank.co.jp