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大学のサーバーに不正アクセス「教材の利用や資料の印刷に支障」【福岡】

福岡市の「中村学園大学」と「中村学園大学短期大学部」の学内ネットワークにシステム障害が発生。
調査の結果、第三者による不正アクセスが原因だったという。
障害は2025年9月18日頃から発生し、公表時点で完全な復旧には至っていない。

大学によると、不正アクセスにより学内のサーバーに障害が生じ、ネットワーク(LAN)が利用できない、接続が不安定になるなどの影響が続いている。
授業自体は予定どおり行われているものの、オンライン教材の利用や資料の印刷に支障が出ており、大学側は代替の通信手段を確保して対応しているという。
なお、学生や教職員の個人情報流出は確認されていない。

大学は外部の専門機関と協力し、被害の全容解明と復旧作業を進めており、全面的な復旧には時間がかかる見通しとのこと。
今後の状況については公式ウェブサイトで随時公表される予定で、大学は「今回の事態を重く受け止め、セキュリティ強化と再発防止に全力で取り組む」とコメントしている。

【参考記事】
https://www.nakamura-u.ac.jp/