静岡県の畜産振興課は、野生イノシシの検査結果データを送付する際、捕獲者の個人情報を誤って添付送信した。
静岡県によると、誤送信が行われたのは2025年8月22日。
送信先は、静岡県猟友会事務局と西部猟友会事務局の2か所で、送られたファイルには検体番号や捕獲場所、捕獲方法のほか、捕獲者4名の氏名と電話番号が含まれていた。
さらに、捕獲された野生イノシシの性別や体重、検査結果などの情報も添付されていたとされています。
送信者は同日に送信ミスに気付き、問題が発覚。
なお、今回の情報は上記の2つの事務局以外には流出していないことが確認されている。
原因として、これまで個人情報を非表示にしたうえでPDF形式のファイルに変換して送付していたが、今回は非表示化がされていなかったこととしている。
静岡県は対応として、2つの事務局へ連絡し状況説明とメールを開封せず削除するよう依頼している。
いずれの事務局からも依頼を了承する回答を得たとのこと。
今後は新たに個人情報を含まない送付用の様式を作成して運用する方針とのことで、送信ファイルの内容については、複数の職員で確認を行うチェック体制を徹底。
再発防止に努めるという。
【参考記事】
https://www.pref.shizuoka.jp/kensei/pr/kishateikyoshiryo/index.html