資料ダウンロード

湘南美術学院に不正アクセスの疑い「二段階認証、セキュリティ研修実施する」

神奈川県藤沢市の美術予備校「湘南美術学院」で、不正アクセス被害が判明した。

2025年9月6日にメールアドレス「info-front」へ不正アクセスされたとして調査を行った。
その結果、不正ログインの事実は確認されなかったという。
当初、同学院はメールアドレスのパスワードが外部に流出した可能性があるとして注意を呼びかけていたが、その後のサーバーログの精査により、記録された9回のログインはいずれもパスワード変更後のものとされ、第三者による不正アクセスではなかったことがわかっている。

同学院は対策として、メールアカウントへの二段階認証(2FA)の導入や、職員向けの情報セキュリティ研修の実施、フィッシング(偽のサイトやメールを使った詐欺)対策を含む社内教育の強化、ログ監視体制の見直しと早期検知システムの整備を挙げている。
また、同学院は「不審な案内や問い合わせの記録があればリンクを開かず、速やかに学院へ連絡してほしい」と引き続き注意を呼びかけ。
再発防止に向けた取り組みを強化する方針とのこと。

【参考記事】
https://shonabi.jp/