2025年7月18日、東京都東村山市が委託する「高齢者配食サービス事業」において、個人情報の紛失事故が発生。
受託者である社会福祉法人白十字会(高齢者福祉サービスを提供する非営利法人)が、配食リストを紛失したという
公表によると、夕食配送を担当するスタッフが、21名分の住所、氏名、電話番号が記載されたA4用紙1枚を紛失。
この用紙は、配食サービス利用者の個人情報を含んでいた。
本来、書類はファイルに保管すべきところ、担当者がコピーをポケットに入れて持ち歩いていたとのこと。
社会福祉法人白十字会および東村山市は、対象となる21名の方に対し、事故の経緯説明と謝罪を実施。
現時点で、個人情報の流出による二次被害の報告は確認されていない。
東村山市は対応として、白十字会に対して個人情報の取り扱いに関する再点検を指示。
書類の受け渡し時にダブルチェックを実施し、関係者への教育を強化する方針。
また、本事業を受託する他事業者にも情報共有し、個人情報の適切な管理を徹底するよう指示している。
東村山市は「ご利用者の皆様にご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後は再発防止に向け、情報管理を一層強化してまいります」とコメントしている。
【参考記事】
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/