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看護師が患者情報を知人にLINE「厳正な処分」方針【長野県】

8月5日、長野県松本市にある「県立こども病院」で、同院看護師が患者情報を含む電子カルテ画面を私物スマートフォンで撮影し、知人とのやり取りで通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて送信していた事実が判明した。

病院によると、撮影画像には診療科名や患者氏名などが表示されていたが、氏名と病棟名は黒塗り加工が施されていたという。
現時点で、患者個人が特定されるような情報の流出は確認されていないとのこと。
経緯として、4月4日に同職員が画像を知人に送信。
その後、7月22日に県の担当課が通報を受理。
7月31日から調査を開始し、8月1日に事実を確認という流れだった。

病院は「患者やご家族、県民の皆さまにご心配をおかけしたことを深くお詫びする」とし、関係職員への厳正な処分、全職員への注意喚起、情報セキュリティ教育の強化など再発防止策を講じる方針を示している。

【参考記事】
https://www.pref-nagano-hosp.jp/honbu/about/