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「他の申込者の情報が見えていた」約1カ月間、29名分の個人情報がweb上に 山口県教育庁のセミナーで情報流出

2025年7月11日、山口県教育庁が主催するセミナーのWeb申込フォームにおいて、申込者の個人情報が他の参加者から閲覧可能な状態になっていたと公表した。

問題が判明したのは2025年7月3日で、セミナーの参加者から「申し込み時、他の申込者の情報が見えていた」との連絡が入ったことによるもの。
教育庁の担当者が確認したところ、確かに他人の入力情報が閲覧できる状態だったことが判明。
原因は、Webフォームの設定ミスとされており、担当者が申込者自身による入力内容の確認を可能にする設定を行った際に、誤って他の申込者の内容も閲覧可能な状態になっていたことに気づかなかったという。
この問題は、2025年6月3日から7月2日までの約1カ月間にわたり発生しており、計29名の申込情報が影響対象。
閲覧可能だった情報には、氏名、居住市町村、電話番号、教員免許の取得状況、職業、セミナー関連の記述内容などが含まれていた。

担当者は即座に設定を修正し、閲覧できないよう対応。
その後、対象となった29名全員に対して連絡し、経緯の説明と謝罪を行ったという。
今後の再発を防ぐため、申込フォームなどの公開前には、必ず複数の職員による確認作業を行う体制を整えると説明している。

【参考記事】
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/