2025年7月9日、宮城県仙台市委託する事業者が「危険物取扱者保安講習(オンライン方式)」の受講者に対し、メールに個人情報を含めて送信する事故が発生した。
この講習は、危険物を安全に取り扱うために必要な知識を保つことを目的として実施されるもので、委託を受けた民間事業者が運営していた。
誤送信があったのは、同日午後2時33分と午後2時44分の2回で、それぞれ41名と15名の受講者に向けて送られたメールに、本来送付する予定だった講習マニュアルに加え、受講者全員分の申込情報が含まれたファイルが添付されていた。
なお、流出した情報の具体的な内容については明らかにされていない。
誤送信に受講者から指摘があり問題が判明。
その後、委託事業者は対象となった受講者に対して謝罪を行い、誤送信されたデータの削除を依頼したとのこと。
仙台市は再発防止のため、事業者に対し契約に基づいた個人情報の管理徹底を強く指導し、今後の対策を策定・報告するよう求めている。
【参考記事】
https://www.pref.miyagi.jp/index.html