沖縄県立看護大学は2025年7月4日、公式ホームページ上に学生の氏名と学籍番号が含まれたファイルを誤って掲載していたことを明らかにした。
閲覧可能な状態となっていたのは、2024年度に在籍している学部生324名分の情報だった。
当該ファイルは、学外の実習施設向けに作成されたもので、通常は個人情報を含まない形で掲載されるべきものだったという。
しかし、個人情報が非表示の状態だったため、学内でのチェック時にその存在が見落とされ、そのままホームページ上に公開されてしまったとされている。
情報が掲載されていた期間は2025年2月6日から6月21日までで、学生からの指摘を受けて大学側が誤掲載に気づいたとのこと。
大学は対応として、問題の電子ファイルをホームページから削除。
対象となった学生や実習施設に対して個別に謝罪と報告を行っている
現時点で、流出した情報が悪用されたとする被害報告は確認されておらず、大学は引き続き状況の確認と再発防止に取り組むとのことで、「学生や関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。個人情報保護と情報セキュリティの管理体制を一層強化してまいります」とコメントしている。
【参考記事】
https://www.okinawa-nurs.ac.jp/