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和洋女子大学、申込フォーム設定ミス 第三者に個人情報閲覧されたか

千葉県の「和洋女子大学」は、2025年6月24日から25日にかけての実施イベント「夏休み親子祭りずし教室」の申込フォームで個人情報の流出が発生。
第三者が他の申込者の個人情報を閲覧できる状態になっていたとのこと。
原因はGoogleフォームの設定ミスによるもので、13名の個人情報が閲覧された可能性があるとされている。

問題が発生したのは、イベント申込の締切後、申込内容を確認・整理するためにGoogleフォームの管理権限を他の担当者へ譲渡した際のこと。
2025年6月24日(火)18時頃、その際の設定に不備があり、申込者または同フォームへアクセスした人が他の申込情報を閲覧できる状態となっていた。
この事象は、フォームを閲覧した申込者からの通報により発覚。
外部から閲覧可能だったのは申込者13名分の個人情報で、氏名、学年、性別、住所、電話番号、保護者名などが含まれていたとされている。
個人情報が実際に第三者に閲覧されたかどうかの詳細は不明とされている

和洋女子大学は対応として、該当する13名にはすでに直接連絡を取り、謝罪と説明を実施。
設定を修正して情報が閲覧できないよう対応されている。
今後は以下の対策を取ると説明している。

・個人情報の取り扱いに関する学内周知の強化
・Googleフォーム等の外部ツール利用時における設定マニュアルの整備
・公開前チェック体制の構築

大学は「関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表。
今後は情報管理体制の強化に努めるとのこと。

【参考記事】
https://www.wayo.ac.jp/