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アリーナ開館記念イベントで63名分の情報流出 誤送信【仙台市】

仙台市が2025年7月6日に「ゼビオアリーナ仙台(スポーツイベントなどが行われる大型施設)」で開催予定の「アリーナ開館記念イベント」に関する情報流出が発生。
バスケットボール教室およびスケート教室の当選通知メールを送信する際、63名分のEメールアドレスが他の当選者にも表示されるミスがあったという。

問題が起きたのは6月20日ごろで、仙台市から業務を委託されていた事業者が、各教室の当選者に向けた通知メールを4回に分けて送信。
しかし本来「BCC(ブラインドカーボンコピー)」で送信すべきところを、他の形式で送信したことで、受信者全員に他の当選者のメールアドレスが見える状況になっている。
送信から約20分後、受信者から「他のアドレスが表示されている」との連絡が入ったことで送信ミスが発覚した。
対象となったのはバスケット教室とスケート教室の当選者63名とされている。

事態を受け、委託事業者は同日中に全63名へ謝罪とメール削除の依頼を送信。
市のスポーツ振興課職員も個別に電話で謝罪を行っている。
仙台市は今後、メール送信前の「宛先形式(TO・CC・BCC)」や本文内容の複数人による確認を徹底し、同様の事案が再発しないよう対応を強化するとしている。

【参考記事】
https://www.city.sendai.jp/sports-jigyo/